いわぎん事業創造キャピタル

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お客様の声

技術の横断的活用で、
セルフメディケーションという自由を提供

代表取締役兼CEO
岩渕 拓也

セルスペクト 株式会社

他ファンドとの違いは、物理的にも心理的にも近い関係性。
キャピタリストとの深い議論が信頼関係を育み、
リアルなハンズオン支援により中長期ビジョンも描きやすい。
これから投資を受けようと考える岩手発ベンチャーならぜひ一度、
相談することをおすすめします。

会社・事業について

 自分の健康は自分で守る時代へーー。弊社はこれまでの医療・ヘルスケアにイノベーションを起こすべく、バイオ、ハードウェア、ソフトウェア、データサイエンスという異なる学術分野を融合し、誰もが気軽に健康管理ができるプロダクトやサービスを提供してきました。製品のひとつが、いつでもどこでも簡単に臨床検査を行える手法POCT(Point Of Care Testing)のキット。開発にあたっては、材料開発、製剤、設計という原理の異なる技術を横断的に共通化するという難しいテーマにチャレンジし、一滴の血液で総コレステロールや中性脂肪値、血糖値など多くの検査項目を同時に測定できる、今までにないプロダクトを世に送り出すことに成功しました。

 この技術をベースに、2018年からはドラッグストアチェーン大手の株式会社薬王堂と提携し、店頭で健康チェックが行える「フリー健康チェックスポット」を設置。キットという簡便かつ個人的なモジュール提供を通じて医療機器の利用を身近なものとし、健康福祉サービスも自分自身で選ぶことのできる社会への転換を目指しています。

 POCTをはじめ、子宮内膜症診断に使用する経腟プローブ、安全な水資源確保につなげる大腸菌検査キットなど、弊社がこれまで開発してきたプロダクトの数々は医療をはじめ社会における課題の解決に貢献してきました。そして現在、全世界に蔓延する新型コロナウィルスへも取り組んでいます。まずはウィルス感染時に発現する免疫反応を検出する研究用ELISAキットを開発。2020年12月からは薬王堂と共同で、新型コロナウイルスのPCR検査用の唾液採取キットの店頭販売もスタートしました。

 私たちが目指すのは、国や医療機関まかせであった健康福祉の仕組み自体を変えること。誰もが平等で自由にヘルスケアを享受できる、そんな世界を創りたいのです。

キャピタルについて

弊社では2016年と2017年の2回にわたり、岩手新事業創造ファンドによる出資を受けています。他のファンドと違うのは「近さ」ですね。物理的な距離のみならずキャピタリストとの関係も近く、深い議論ができるため信頼関係を構築しやすい。また地域を代表する銀行が設立した会社であるため投資にも資本性があり、ファイナンス計画が立てやすいという利点もあります。なによりも心強いのはハンズオン支援で、事業の進捗状況を把握してもらえ、中長期を見据えたデューデリジェンスを行っているのがわかります。これから投資を受けようと考える岩手発ベンチャーは、ぜひ一度相談した方が良いでしょう。

今後の事業・会社について

今回のコロナショックで明らかになったのは、日本の医療・ヘルスケアが抱える構造的な問題。技術の分断や長年敷かれてきた規制などにより、社会で「ケアしてもらえない」「ケアできない」という事態が噴出したのです。これまで私たちの健康福祉を保証してきた国の制度は、世界的パンデミックの前では通用しません。自分の健康を守るには、自分自身で健康福祉を選べるようにしなくてはならないのです。

弊社のPCR検査キットは2020年12月の発売わずか1週間で完売し、追加製造も行いました。2021年には、国による3万人分の実証プログラムの実施も予定されています。ウィズコロナの時代、セルフメディケーションという新たな社会ルールをつくっていくのが弊社の使命です。

企業名 セルスペクト 株式会社
代表者 岩渕 拓也
郵便番号 020-0857
住 所 岩手県盛岡市北飯岡二丁目4番23号
電 話 019-681-6710
F A X 019-903-0418
企業ホームページURL https://www.cellspect.com
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